1ミリ幅エタニティー

皆様、エターニティリングというジュエリーをご存じでしょうか?

Eternity(エターニティ)永遠という意味。時間の概念をジュエリーで表しているとても素敵なジュエリーです。個人的に一番好きなジュエリーデザインです。

リング1周を全てダイヤで埋め尽くします。切れ目がないことから“永遠の”意味eternityを表します。1周ダイヤなので、サイズ直しが極めて難しいです。それゆえ、大手ジュエリー会社は2mm程金属の部分を作り、そこに会社ロゴを入れるところが多いです。

無名会社のロゴを入れるより、私はお客様の満足度のために全てダイヤにします。

スーパーブランドは直径1mmのダイヤは滅多に作りません。ブランドイメージや採算を考えると、作る必要がないからです。通常直径3ミリのダイヤを使っています。日本では直径1ミリで、グレードの低いダイヤを使い、※地金を10Kにして、光穴も開けず、買いやすい価格のリングを作ります。ダイヤを半周だけに留め、ハーフエターニティといのもあります。半分だけ永遠??? と言いながら、私も作ったことがあります。ただ裏面の中心に1個ダイヤを入れました。サイズ直しのためでなく、デザインですと主張したかったら。

※地金 ジュエリーに使う金属の種類。プラチナだったり、イエローゴールドだったりします。この種類を商品には、刻印します。K18YG(金色の18金)など。アクセサリーには入れません。ステンレスとかプラスティックなどいれません。

このエターニティには世界に1本しかない最高に好きなリングです。

超希少天然ピンクダイヤが2つ入っています。周りのダイヤもトップクオリティー。輝かしい時間の中にいる2人を表す※ピンクダイヤです。あるいは、二人を守る最強軍団ともいえるでしょう。

※天然ピンクダイヤはオーストラリア、アーガイル鉱山からしか採れない上、0.5ct以上のダイヤはほぼないだろうと言われています。価格は普通のトップグレードのダイヤの10倍以上します。

K18YGのリングの地金部分には全て※光穴を入れているので、とても輝きます。

細いのにやたら光るリングだな、※ハリーウィンストンかな?いや、あんな小さいダイヤをハリーが使うはずない、どこのブランドだろう、と皆思うはずです。

※光穴 ダイヤは光を反射して輝くので、リングに穴を貫通させます。手間はかかりますが、輝きが違います。
※ハリーウィンストン ジュエリー界の王様です。アメリカの偉大なスーパーブランドです。ダイヤの輝きに拘るポリシーが有名です。

例えは変ですが、車に例えるなら、Mercedes- Benz AMG 65なのに、エンブレムをつけていない、BMW Alpinaなのに、アルピナ塗装していない、みたいな感じです。

私はプッピダンジェリーの靴が大好きです。繊細で華奢なデザイン、他の靴とは一見して別格です。靴の裏を見ないとメーカー名はわかりません。ブランドロゴがなくても、存在感のあるものにいつも惹かれます。

様々な色のダイヤがあります。イエロー、グリーン、ブルー、何色でも濃い色のカラーダイヤは希少なので、びっくりする値段です。しかし、直径1ミリで2つならば、何とか揃えることができます。

また、1ミリ幅の魅力は、他の指にすれば、超粋なファッションリングに変身します。私は小指が人差し指がお勧めです。

また、カラーダイヤを2つ使ったフルエターニティーを創りたいです。

全て透明ダイヤ(直径1ミリ)エターニティー

ハーフエターニティ

裏には※マーキスシェイプダイヤ

※マーキスシェイプダイヤ 原石を猫の目のような形に研磨されたダイヤです。添付リングのマーキスダイヤは幅1ミリなので、形が判別できないため、あえて淵をつけました。