
Numero Tokyo編集長、田中杏子様に試作品を見て頂いたところ、大変気に行っていただきまして、基本的に海外メジャーブランドしか載せない同誌に掲載していただきました。
Fashionのプロフェッショナルに認められて非常にありがたく、光栄の限りです。
Numero Tokyo編集長の田中杏子様は、私がfashion界で最も尊敬する人の一人です。
光栄なことに、ご家族とも仲良くさせて頂いており、身近で真のプロフェッショナルの姿を拝見させて頂くこともあります。キャリアだけなく、人間として、とても素晴らしい方です。
例えば、海外出張からの帰路、東日本大震災に合い、高速道路上でリムジンバスに20時間近く閉じ込められてしまった時も、“私はラッキー、だってバスにはトイレが付いていたから、普通乗用車の人達が気の毒でした”と他人を気遣っていました。
ありがたいことに、個人的にもアドバイスを下さいます。
高額ダイヤを販売するときは、※Brioniのようなきちんとしたスーツが必要です。3000万円もするダイヤをdamaged jeansを着た人からは買いたくありませんから。
※Brioni イタリアで一番有名なオーダーメイドスーツブランド、ダニエルクレイグのジェームズボンドやトランプ元大統領が着用していることで有名。
一方、ファッションジュエリーでは、オーダースーツは固すぎます。まるで、政治家にジュエリー紹介をされているみたいだから、fashionableにしなさい、とアドバイスしてくれました。
そして、服装を少し変えると、最近、まぁーまぁーね、とほめて頂きとても安心しました。なぜなら、中年男性が最新トレンドの服が似合うとは思えないからです。もちろん最新モードは着ませんが。
そして、Initail jewelryを始めるきっかけをくれたのも田中さんです。
たまたま友人に、その人の性格、容姿、趣味などを考えながら、フォントを考え、イニシャルブレスを作ったところ、想像以上の出来栄えだったのでお見せしました。
今まで藤井の作品の中で一番可愛いから、コレクションにしたら!と言われたのがきっかけです。
今回、initial is (イニシャルイズ)が、5月28日発売「Numero TOKYO」に掲載されます。
皆さまぜひご覧ください。